本当に迷った同意書
2013年 11月 30日前も一致したみたいなんですが、その時は最終までいかなかったのですが、今回は最終適合まで行ったのです。
それまで何度か血液検査があるみたいなんですが、最終適合になったら 最後に親の同意書が必要になるのです。
本人に骨髄ドナーに何でなったのか?
手術はドナーにもリスクがいろいろあること、術後傷の痛みがあることなど話して、それでもする意志があるのか確認しました。
そして、最終の面談の時、私も一緒に行きました。
先生が移植の手術の流れや細々といろんな説明をしてくださいました。
そして、疑問に思うことや術後の傷の痛みや体のことなど質問しました。
先生は答えてくださるんですが、全てこういう事もある場合もあるし、痛みも個人差だから必ずしも⚪️⚪️である。っとは言えないとおっしゃいました。
全て承諾したら同意書にサインして、そこから移植のスケジュール流れの説明をされます。
この同意書にサインしたら、移植の手術日が決まってその日に向けて患者さんの体を調整して行くので、よっぽどのことがない限りストップはできないのです。
今まで健康で大病もしたことないのに、今回骨髄を取る手術の時は全身麻酔をしないといけないこと、本当に大丈夫なんだろうか?痛みや痺れも残る人もいるっていうし、もしもそうなってら完治するのか?いろんなことがよぎりました。
最終的に同意書にサインしようと決断させたのは、娘が言った一言でした。
「反対に もしも家族の一人がドナーを必要とする病気になったとしたら、絶対に適合するドナーがあるようにって思うやろ」
骨髄採取の手術日まで気をつけないといけないことは、本人の体調が悪くならないように 風邪を引かないようにということでした。
今は術後の経過も良くて、普段と変わりない生活をしています。
術後の傷の痛みも痺れもなかったようで それが一番心配してたことだったからホッとしてます。
患者さんのこと、移植手術が上手く行ったかとかは聞いてはいけないし、教えてもくれません。
でもきっと上手く行って元気になりつつあることを信じています。
退院する時、娘は普通に歩けてたけど 中には傷の痛みがあって 歩いて帰るのはしんどい人もいるそうです。
本人も健康でいてられることが、どれほどありがたいことか。実感したみたいです。