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平凡だけど、幸せを実感した日


2010年8月21日

この日は下の娘Aの誕生日でした。
思い起こせば 去年の彼女の誕生日は悲惨でした。
新型インフルエンザにかかって熱でうなされてました。
あれから一年たったんか~ってしみじみ思います。

今年は何事もなく無事に22歳の誕生日を迎えることができました。
誕生日数日前の会話

私「21日の誕生日土曜日だし、家でお祝いしようか~」

A「あ~〇〇君と一緒にご飯の約束してる~」

そうなのです。この一年で彼氏もできて 今は最高に楽しい時期みたいです。
私はなんなく ふられました。

そして、珍しく上の娘の誘いで「チャリティコンサート」に行ってきました。
娘に何のチャリティなん?って聞いても 彼女も友達に声かけられて あんまり
わかってない様子。

会場は蛍池の駅直結のビルにある、小さいホールみたいなところでした。
始まってわかったのは「難民の方へのチャリティコンサート」でした。
会場には一人のスリランカからの難民の男性がきていて、どうして自分は難民に
なって日本に来たのかとか、難民収容所での生活ぶりとか、話してくれました。

その話しの中で一番印象に残ったのは 日本に来ての難民収容所での生活です。
彼らは一人畳一畳のスペースしか 与えられないのだそうです。
10畳の部屋に10人で寝起きを共にするそうです。
部屋の窓はすりガラスで外の景色もみれない、外へもあんまり出れない そんな
生活を彼は一年一ヶ月体験して 今は保釈?の身になって 今は難民の方を支援する
NPO法人のお世話になって生活してるそうです。

そんな中での希望がない生活なので、中には自殺する人もいるそうです。
法を犯して刑務所に入ってる人は 生活の中に作業をする時間もあるけど
難民収容所では作業することもないし、ただ、一日が過ぎていくのを待ってる
だけの生活だったそうです。

彼はスリランカで国が経営している車の工場で働いてたんだけど、労働条件が
悪くてそれに抗議したら 国から命を狙われることになって 日本に来たそうです。
国から命を狙われるってどういうこと????って思いますよね。

日本にはそういった難民の方が一年に1300人ぐらい入ってくるそうです。
でも 日本の国が難民として認めて受け入れてくれる人数はたった30人だそうです。
しかも 自分が難民だという証明を自分自身がいろんな資料を集めて 日本の国に出して
証明して それを認めてもらって始めて難民の支援が受けれるみたいです。

その彼が途中でスリランカのダンスを披露してくれました。
あの独特な音楽に合わせて、バリダンスのように手や首をくねくねさせて
踊る彼の表情は印象的でした。
音楽がかかって踊り始めると 表情が柔らかくなって全然さっきまでの表情と違うのです。
すっごく生き生きしてて、にこやかで それが見れた時はこっちまで ほんわかなって
会場のみんなも一斉に笑いがこぼれました。

あとは、ゴスペルの団体の歌の披露や、ニュージーランドから来られて歌手の歌の披露
があったりしました。

日本も犯罪がいろいろあるけど、 世界の中で見たら すっごく安全な国なんだな~って
実感しました。

やっぱり写真がないとなんか 淋しいので 旧正月の時IFCに飾ってあった
飾りをUPしますね。見てて にっこり 幸せ気分のおすそ分けです。
平凡だけど、幸せを実感した日_b0182008_224201.jpg

by bravo1212 | 2010-08-22 22:28 | 最近思うこと